紅葉
紅く色付いた葉が舞い
秋を告げる乾いた風が吹く
君といつの日か歩いた道
今は散った紅葉で埋まってる
僕の心の穴を塞ぐように…
散るからこそ紅葉は美しくて
終わるからこそ全ては儚い
永遠に続いたとしたら
それはとてもつまらなくて
青く晴れわたった空に
白い雲が流れていく
君といつか話したこと
今でも僕は覚えているよ
君と過ごした日々を…
舞うために紅葉は散って
すぐに地面に落ちてしまうけど
一瞬でも中に舞えれば
それはとても儚くて
今でもまだ塞がらない僕の心
秋の風が吹き抜けた